Apple Musicの楽曲をDJアプリ(djay / rekordbox / WeDJなど)で使いたいけれど、そのままでは使えません。多くのDJソフトはApple Musicとの公式連携がないため、直接再生・ミックスができません。また、たとえ対応していてもストリーミング再生は通信量が大きく不安定で、DJプレイ中に音が途切れるリスクがあります。
そこで本記事では、Apple Musicの音楽を使いたいDJユーザーのために、Apple Music音源を通常の音楽ファイルに形式変換し、デバイスにダウンロードし、人気のDJアプリでApple Musicの曲を活用する方法を紹介します。Apple Musicを最大限に活かして、自分だけのDJセットを作りましょう!
Apple Music楽曲をMP3やWAVに変換し、rekordbox・WeDJ・iTunes DJなどにインポートして自由にミックス可能。
- Apple Music公式DRM制限を解除して曲を保存
- オフライン再生に対応し、通信量ゼロで安定DJプレイ
- 高音質のまま変換可能(最大320kbps/35倍速)
- Windows/Macに対応し、初心者でも簡単操作
DJアプリでApple Musicの曲を使えるか?
Apple Musicで配信されているストリーミング楽曲には不正コピーを防ぐためのDRM(デジタル著作権管理)技術が施されて、一般的なDJアプリでは直接使用できません。この制限によって、Apple Musicの曲を直接DJアプリに取り込めません。アップルミュージックの楽曲をDJアプリで使うには、DRM保護を解除する必要があります。一部のDJアプリではApple Musicとの連携機能が提供されていますが、Apple側の方針やライセンスの変更により、これらの連携が突然使えなくなる可能性があります。
アップルミュージックの楽曲をDJアプリで使用する方法:
iTunesで購入した楽曲にはDRMがかかっていないため、直接DJアプリで自由に使用できます。
- 購入価格は1曲あたり150〜250円程度
- ローカルに保存される
- 一部の曲は購入前に90秒間の試聴ができる
方法一、Apple Musicと連携可能のdjayでApple Musicの曲をDJにする方法
djayアプリは、2024年2月2日のアップデート(バージョン5.1)からApple Musicとの公式連携が可能になり、Apple Musicのサブスクリプションを契約しているユーザーは、1億曲以上の膨大な楽曲ライブラリをdjayで使用することができます。以下では、djayでアップルミュージックの楽曲を使用する具体的な手順を分かりやすく紹介します。
ステップ1、djayアプリをダウンロード・インストール
iOSデバイスユーザーはApp Store、MacユーザーはMac App Storeからdjayをダウンロードしてインストールしましょう。基本的な機能は無料版でも利用可能ですが、Apple Musicと連携するにはdjay Proアカウントが必要です。
ステップ2、Apple Musicとの連携
インストール後、djayアプリを起動し、ライブラリから「Apple Music」を選択して、Apple IDでログインし、Apple Musicアカウントとの接続を許可します。
アップルミュージックのアカウントとdjayを連携させ、Apple Musicライブラリにアクセスできるようになります。
ステップ3、楽曲の読み込み
Apple Musicとの連携が完了したら、お好みのプレイリスト・楽曲を選び、デッキにロードします。事前にプレイリストを作成しておけば、スムーズにDJプレイが始められます。djayのミキシングやエフェクトなど豊富なDJツールを活かして、本格的なDJセットをお楽しみください。
他の主流DJアプリと比べると手頃な価格ですが、Apple Musicとdjayの両方の契約が必要なポイントにご注意ください。DJコントローラーを接続してプレイする場合、無料版ではアップルミュージックの楽曲を使用できないため、djayのProアカウント(月額750円または年間3,400円)のサブスクリプション契約が必要で、Apple Musicのサブスクリプション契約(個人プランは月額1,080円)も別途必要です。
Apple Musicと連携可能のDJアプリのメリットとデメリット
次に、Apple Musicと連携できるDJアプリ(代表例:djay)の利点と欠点についても紹介します。
メリット
- 豊富な楽曲ライブラリにアクセス可能:Apple Music楽曲を直接使用できる
- デバイスのストレージ節約:楽曲をダウンロードしないため、ストレージを圧迫しない
- 最新配信音楽を即時にミックス可能:新曲やトレンドの楽曲をリアルタイムで使用可能
- プレイリスト連携:Apple Musicで作成したプレイリストをそのまま読み込める
デメリット
- 安定したインターネット接続が必要:ストリーミングによってオフライン再生できない
- DRM保護による制限:Apple Music楽曲はほかのアプリで使用できない可能性が高い
- 再生方法の制限:ストリーミング再生によって、DJプレイ中に安定性や音質は劣るリスクがある
- 有料サブスクリプションに加入:djayとApple Musicの機能を利用するためには有料プランが必要
- 突然の不明エラー:有名なdjayでも予期しない不具合が発生し、アップルミュージックを使えない場合がある
方法二、Apple Musicと連携しないDJアプリを使うとき、Apple Musicの曲をDJにする方法
一部のDJアプリはApple Musicと直接連携できないため、Apple Musicの曲をそのままDJで使うことはできません。さらに、ストリーミング再生は通信量が多く、音質が不安定になることもあるので注意が必要です。 また、曲を1曲ずつ購入するとコストがかかるため、効率的に使いたい場合は、Apple Music専用のコンバーターを使って曲をDRM解除し、DJアプリで自由に再生できるようにするのがおすすめです。
TuneFab Apple Music変換:Apple Musicの音楽を汎用的な形式に変換できるソフト
この変換作業といえば「TuneFab Apple Music変換」を使用することをおすすめします。このソフトはアップルミュージックの楽曲をDRMフリーにして、DJアプリで再生できる形式に変換できます。320kbpsの高音質で変換できるため、DJミックスの品質を落とすことなく安定した音源として活用できます。ID3タグ(曲名、アーティスト、アルバム情報)も保持され、DJの楽曲管理もとても便利です。特に、Apple Musicの無料トライアル期間を賢く利用して楽曲をPC(ローカル)にダウンロードしておけば、契約を延長せずにお気に入りの楽曲を楽しめますので、Apple Musicを無料で使いたい方はぜひお試してください。
「TuneFab Apple Music変換」の主な特徴
- DRM解除対応:Apple MusicのDRM保護を解除し、DJアプリで楽曲を自由に利用可能
- 幅広い出力形式に対応:MP3、M4A、WAV、FLAC、AIFFなど、DJアプリで利用しやすい形式に変換
- 高音質保持:320kbpsの高音質で楽曲を変換できるので、DJプレイ時にも音質の劣化を心配する必要はない
- 高速変換: 一度に複数の高品質楽曲を変換できるため、変換作業に時間を取られる心配もない
- オフライン再生:ネットワークが不安定で途切れる問題を回避して自由に楽曲をミックスできる
- Apple Musicウェブプレイヤーを内蔵:簡単にソフト内で楽曲を検索・追加できる
- 無料お試し:購入前にソフトの体験版で変換・ダウンロード機能を試用できる
手順1、Apple Musicの音楽をDJアプリ音源対応の形式に変換する:
では、具体的な手順に従って、まずApple Musicの楽曲をDJアプリ対応の音声形式に変換しておきます。これで、DJアプリで素敵なアップルミュージック楽曲に出会いましょう。
ステップ1、TuneFab Apple Music変換を起動
まず、WindowsまたはMacのパソコンで対応バージョンの「TuneFab Apple Music変換」をダウンロードしてインストールします。起動後、表示されたプラットフォームからApple Musicを選んでください。次に、内蔵されたWeb版のApple Music画面が表示されます。画面右上の「サインイン」ボタンをクリックし、Apple IDとパスワードを入力してアップルミュージックにログインしてください。
ステップ2、DJアプリで再生したいApple Musicの曲を選択
DJアプリの音源として使用したい曲やプレイリストを検索して選択します。目的の曲を見つけたら、それを右側へドラッグ&ドロップするか、アートカバー上の「変換リストに追加」をクリックして、Apple Musicの曲やプレイリストを変換リストに追加します。
ステップ3、Apple Music楽曲の出力形式を設定
リストに追加した楽曲の出力形式を、DJアプリで使用可能な「MP3」や「AIFF」に設定します。高音質を求める場合は「WAV」を選んでもよいでしょう。出力先と出力品質も事前に調整できます。
ステップ4、Apple MusicをMP3に変換
設定が完了したら、右下の「すべて変換」をクリックすると、DJアプリでミックスしたいApple Musicの楽曲の変換を開始します。変換後に上部の「変換完了」で出力先を開くと、変換されたMP3ファイルを確認できます。
以上はApple Musicの楽曲をDJアプリの対応形式に変換する方法です。「TuneFab Apple Music変換」で出力されたアップルミュージックの曲はDRMフリーの形式になったため、直接DJアプリにインポートして使用できます。アップルミュージック楽曲をDJ音源に使うのに便利なだけでなく、日常的に音楽を楽しむのにもとても役に立ち、iPod、ウォークマンなど多種多様な端末に転送してオフラインで再生できますので、Apple Musicの曲をダウンロードして保存したい方は今すぐ使ってみてはどうでしょうか?
手順2、変換されたApple Musicの曲をDJアプリにインポートしてミックスする:
Apple MusicをDRMを解除して、MP3形式でダウンロードした後は、パソコンやスマホにインストールしたDJアプリでこれらの楽曲をインポートしてミックスできるようになります。ここで、大人気の「Serato DJ」と「djay」を例にして、Apple Musicの曲をDJアプリに転送して再生する入れ方を説明します。
変換済みのApple Music楽曲を「Serato DJ」にインポートする方法
ステップ1、まず、「Serato DJ」をお使いのパソコンにインストールします。
ステップ2、そして、Serato DJを起動して、画面上部の「Files」タブをクリックして、変換後のApple Music音楽ファイルが保存されているフォルダを開きます。
ステップ3、DJアプリでミックスしたい曲を左上にドラッグ&ドロップすれば、曲の情報が表示されます。スペースを押せば曲が再生され、ミキシングが可能です。
ダウンロード済みのApple Music楽曲を「djay」にインポートする手順
「TuneFab Apple Music変換」を利用すれば、djayのProアカウントではなくても、変換済みのApple Musicの楽曲をdjayにインポートできます。
ステップ1、インストール済みのdjayアプリを起動し、上記の変換ソフトで変換されたApple Music曲をdjayアプリの「♫マーク」から選択してローカルファイルとしてインポートしましょう。これで、djayでアップルミュージック楽曲が利用可能になります。
ステップ2、次にdjayのデッキに変換したApple Music楽曲を音源データとして読み込み、DJプレイを楽しみましょう。
「TuneFab Apple Music変換」で制限が解除されたApple Music楽曲をDJアプリで使って、もっと自由なDJプレイを体験しましょう。「djay」や「Serato DJ」以外にも他のDJアプリで同様に適用できます。
おすすめのDJアプリ(Apple Musicと連携可能のも含む)
ここでは、アップルミュージックの曲を音源として再生・ミックスできるDJアプリやソフトを厳選して紹介します。
djay
- Apple Music対応
- 無料プランあり・Pro版は月額制
- iOS/Android/Mac/Windows
直感的な操作性で初心者からプロまで幅広いユーザーに愛用され、使いやすい大人気DJアプリです。Apple Musicと公式連携し、豊富なエフェクトで幅広いDJプレイが可能で、多種類のDJコントローラに対応しています。
rekordbox dj
- Apple Music対応(ver.7.1.0以降)
- 無料プランあり・上位プランあり
- Mac/Windows/iOS
Pioneer社製のDJコントローラーと組み合わせて直感的なプレイを行える機能が満載のDJソフトウェアとして、2025年3月からApple Musicに対応し、1億曲以上のApple Musicの楽曲やプレイリストをDJプレイできるようにあんります。便利な機能を搭載し、ミックスを録音できます。
SHINOBI DJ App
- Apple Music非対応
- 基本無料(アプリ内課金あり)
- iOS/Android
DJから高い評価を得ているアプリとして、直感的なデザインで操作も簡単です。スマホだけで手軽にDJ体験ができるし、初心者向けで、DJ気分を味わいたい人におすすめです。
Mixxx
- Apple Music非対応
- 完全無料(オープンソース)
- Windows/Mac/Linux
無料とは思えない高機能DJソフトウェアで、安定性と信頼性が高いし、DRMなしの音源を使用すれば自由にDJプレイできますので、コストをかけずにDJを学びたい人に最適です。
Serato DJ
- Apple Music対応(ver.3.3.0以降)
- 無料版あり・有料版あり
- Mac/Windows
自由度が高い「Serato DJ」はシンプルながらも強力な機能を搭載し、画面が見やすくて、豊富なエフェクターが搭載される同時に、最大4つのデッキと8つのキューポイントが利用可能で、初心者からプロまで幅広く利用されています。
WeDJ
- Apple Music非対応
- 無料(アプリ内課金あり)
- iOS/Android
大手DJ機材メーカーが開発し、信頼性も将来性も高いDJアプリとして、画面からも機能性が充実しています。操作がシンプルで、初心者でも簡単にDRM保護なしの音楽データを取り込んで再生できます。
Apple Musicとの連携によってストリーミング楽曲を使用できるDJアプリは便利ですが、公式のDRM制限によってこれはあくまで一時的なDJプレイ用途に限られます。本格的な音楽制作やイベント向けのプレイを行いたい場合は、おすすめの「TuneFab Apple Music変換」で曲をダウンロードし、DJアプリにインポートして無制限で使ってはどうでしょうか。音質の安定性・音楽編集の自由度・オリジナルミックスの醍醐味を確保したうえで活用することをおすすめします。
「FAQ」Apple MusicのDJミキシングに関するよくある質問
「Virtual DJ」はApple Musicに対応しますか?
残念ながら、「Virtual DJ」はApple Musicと直接連携できないため、Apple Musicの楽曲をそのまま使用してミキシングすることができません。しかし、「TuneFab Apple Music変換」を使えば、Apple Musicの楽曲をMP3、AACなどのDJアプリ対応形式に変換することが可能です。その後、Virtual DJなどのアプリにインポートしてミキシングします。
Apple Musicに対応したDJアプリはありますか?
2025年4月時点で、Apple Musicに正式対応しているDJアプリは非常に限られています。Apple Musicは著作権保護(DRM)やライセンスの制約があるため、他のDJソフトと直接連携することができません。以前は「djay」だけがApple Musicに対応していましたが、2025年3月のアップデートにより「rekordbox DJ」と「Serato DJ」もApple Musicに対応しています。rekordboxにApple Musicをインポートしたい方はぜひ見逃さないでください。
でも、Apple Musicの楽曲をDJアプリで使用する場合、ストリーミング再生となるため、データ通信量を多く消費するはずです。また、インターネット接続状況によって音質が不安定になり、再生が途切れてしまい、あるいはエラーが発生するといった問題も起こり得ますので、必要に応じて対策を講じてください。音質・安定性を優先する場合に、音楽のDRM制限を解除し、元の音質を維持しながら曲の形式をMP3に変換し、Apple Music楽曲を永久保存できる「TuneFab Apple Music変換」はDJプレイをより楽しむ手段として役に立ちます。
まとめ
Apple Musicの楽曲をDJアプリで再生・ミックスするには、2つの主な方法があります。djayのようにApple Music公式と直接連携できるアプリを使い、Apple Musicの曲をストリーミング再生しながらDJプレイが可能です。そのほか、変換ソフトを利用してDRMを解除する方法があります。特に、専門的な「TuneFab Apple Music変換」を活用すれば、アップルミュージックの曲をDRMフリーの音楽ファイルに変換して、DJアプリに取り込み、自由にミキシングできますので、DJアプリでApple Musicを満喫したい初心者から経験者まで幅広く利用できます。ぜひソフトの無料お試し版で機能を試用し、Apple Music楽曲で自分だけのDJプレイを体験してみてください。
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